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19 Modifier

Modifier は非常に多用されるので、なれるといいでしょう。以下のケースにおいて使われることがある。

  • アクセス権の制限
  • 条件の検証
  • re-entrancy attack を防ぐ
// SPDX-License-Identifier: MIT
pragma solidity ^0.8.13;

// modifierの使い方について簡単に例を使って説明
contract Modifier {
address public owner;
uint public x = 10;
bool public locked;

constructor() {
// デプロイしたアドレスをオーナーとする
owner = msg.sender;
}

// オーナーだけに権限を与えるためのmodifier
modifier onlyOwner() {
require(msg.sender == owner, "Not owner");
// アンダーバーの部分はmodifierを使う関数にあるコードを実行するために書かれている
_;
}

// modifierは引数を入れることも可能
// ここではaddressがゼロアドレスでないことをチェックしている
modifier validAddress(address _addr) {
require(_addr != address(0), "Not valid address");
_;
}

// ここでは2つのmodifierが使われている
function transferOwnership(address _newOwner) public onlyOwner validAddress(_newOwner) {
owner = _newOwner;
}

// ここでは関数の実行中にもう一度呼ばれることを防ぐために、ロックをかけている→re-entrancy attackの対策
modifier noReentrancy() {
require(!locked, "No reentrancy");

locked = true;
_;
locked = false;
}

function decrement(uint i) public noReentrancy {
x -= i;

if (i > 1) {
decrement(i - 1);
}
}
}

Zero Address

Ethereum にZero Addressというのがあります。 先ず Zero Address の用途は、Token を Burn できることです。 Address の生成に関しては秘密鍵 → 公開鍵 →Address という順番です。その逆方向の生成はできません。Zero Address において、アドレスが分かったとしても、秘密鍵を生成出来る確率は 2 の 256 乗分の 1 です。これは、今分かっている宇宙空間の中で 1 つの原子を特定する確率に相当し、既存のコンピューターサイエンスではどうにもならないスケールです。つまり、よっぽどな技術進歩がない限り、一度 Zero Address に入れられた Token は永遠に引き出せなくなります。 従って、zero address あるいはその周辺の 0x.....01, 0x...02, 0x....dead はブラックホールと呼ばれている。

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